男のお凌ぎレシピβ

初めまして

ズバーン家系アレンジ

コロナ前までインスタントラーメンを常備することはなかったが、コロナを経てうちのパントリーの一角に鎮座するようになった。学生時代にたむろしていた友人宅に土曜日の昼前に行くと、お袋さんが作ったサッポロ一番塩ラーメンとおにぎりとスクランブルエッグマヨネーズををかき込む友人がそこにいた。うちのお袋はあまり駄菓子やインスタントラーメンを食べさせてくれなかったので羨ましく思ったものだが今となっては有り難いと思う。

 

その反動で一人暮らしになると、片手鍋でそのままインスタントラーメンを食べたり、炊飯器の釜にレトルトカレーをぶち込んで食べたりとジャンクが爆発して体重はみるみるうちに増えた。ここから長いダイエットの試行錯誤が始まるのだが、それはまた別の話だ。

 

さて、家系ラーメンを食べたくなったが、生憎の雨で出不精の本領発揮だ。ならばアレンジを進めようと思い立った。ズバーン家系は濃厚さは充分過ぎるほどで良くまとまっているが、敢えて欠点を挙げるとすればぼんやりしている。以前燻製感を出そうと焦がし醤油を加えてみた所、美味いがまたちと違う。そこで今回は薄くしてみようと思い立った。一歩前進したように思う。

ズバーン家系を考える

私は今、マルちゃんのズバーン横浜家系豚骨醤油味を何とかしたい。

訳あってこちらに居を構えたが、不要になった。だが一宿一飯の恩もあるので何とか活用できないかとない頭を振り絞り、一滴のアイデアが落ちた。

私は料理を嗜む。素人レベルの男の料理だが数多の失敗を繰り返し、たまには好評を得るようになった。成功は失敗の塊。その塊の承認欲求を満たし、叶うなら対価を得ようと不純な動機でブログを始めた。そういう男だ私は。そしてくだらないことをつらつらとテキストのみでここに書き綴る。そういう予定だ。

さて、何とか簡単に美味しくしたい!これは誰しも願うこと。冒頭で申し述べたように、今、私はマルちゃんのズバーン横浜家系を何とかしたい。解っている、充分だ、家でこの味は充分すぎる。コク、まろやかさを感じ良くまとまっている。と同時に、「そんなんじゃねぇだろ、俺が求めた武の極みは!」という感情が湧く。ドーハの悲劇位にW杯に近づいた。何とか面影を求める〇〇激似衝撃デビュー程に。

求めた要素はキレと香り。スープを口に含んだ瞬間に目が醒めるあれだ。俺は今、家系を食べている!うおー!だ。色々なサイトを見て参考にすると、なるほど鶏油や炭火焼鳥と素晴らしいアイデアが出てくる。でも俺は1杯、1杯だけ、今食べたいのだ。家にあるものだけでの簡単アレンジで!救える命があるかもしれない、何とかしてみよう。

https://www.maruchan.co.jp/products/search/maruchanzubaaan_yokohamaiekeishoyutonkotsu.html